Interview 08
人事
人事
2015年入社/神学部卒
東京都出身。大学では哲学・神学を専攻し、ボランティアや地域活動に幅広く参加。ダルトンに入社してからは営業職として研究施設づくりを多数経験した後に、出産・育児のタイミングで人事部へ異動。制度設計や社内規程の改定など、社員の働きやすさに関わる業務を担う。
人事
「人のために働く」という軸は、
ずっと変わっていません
学生時代に復興支援や国際ボランティアの活動に参加した経験から、「人の役に立つ仕事がしたい」という思いが芽生えました。そんななか、ダルトンが「創造の、共創へ。」というスローガンのもと、人々の暮らしや社会に貢献する製品開発や事業に取り組んでいる姿勢に強く惹かれました。
1年目は研究施設の営業として、大学や企業の研究者の方と一緒にラボをつくる仕事に携わり、3年目から大型プロジェクトの担当に。某化粧品メーカーのグローバルハブとなる研究所のプロジェクトに携わったときは、参画メンバー全員の意識が高く、試作品を何回もレビューしたことが記憶に残っています。結果的にグッドデザイン賞のトップ100を受賞できたことも良い思い出です。
その後、出産を機に人事部に異動して、社内制度やルールづくりに携わっています。関わる“相手”は変わっても、「誰かを支える」という軸は変わらない。営業でも人事でも、人の役に立つこと。それが、私のやりがいの原点です。
今までの自身の気づきを
バックオフィスで生かしています
ダルトンにはキャリアプランシートというものがあって、自分がどんなキャリアを描きたいかを発信できる制度があります。そのシートを通じて、私自身は「間接部門のことをもっと知りたい」と思い、バックオフィス業務への希望も出していたんです。
営業と子育ての両立もできなくはないですし、営業部の上司も「近藤さんが働きやすいように調整するから」と声をかけていただいたのですが、入社10年目という節目に、新たなチャレンジがしたいと人事部への異動を決めました。
異動してからは、労務・就業制度の整備など初めての分野に触れていますが、ダルトンは300名程度の規模なので、社員それぞれの「顔」を思い出しながら仕事ができることにやりがいを感じています。
制度を“使う側”としての経験もあるので、働く人のリアルな声や感覚を大事にしながら、仕組みを整えていくことができると感じています。「こうだったら助かるのに」という自分の気づきも、制度に反映できる。それが今の仕事の一番の面白さです。
未来への「最初の一歩」を
つくっていける面白さ
ダルトンは長い歴史のある会社ですが、今は変革の真っ只中にあると感じています。これまでの良いところは活かしつつ、時代に合わせて積極的にアップデートしていく。そんな新生ダルトンへの第一歩が始まっています。
人事部も現在のメンバーは配属1〜2年のフレッシュな顔ぶれ。これまでの課題や、仕組みが整っていなかった部分にしっかり向き合い、メンバーで協力しながら、ひとつずつ前に進めています。今、自分がつくっている資料や制度が、これからの会社の“新しい当たり前”になっていく──その基盤づくりに携われることに、ワクワクしていますね。
チームで課題に向き合い、いろんな視点を持ち寄って最適解を探すプロセスも、すごく面白いと感じています。新しいチームだからこそ、これまでにない提案も受け入れてもらえる空気がある。自分の経験や価値観を持ち寄って、一緒に“仕組み”をつくっていける今の環境に、とても手応えを感じています。
One day schedule
8:00
子どもの送迎
保育園と幼稚園に子どもを送ってから出社。
9:15
出社
1日のスケジュールとタスクを確認。
11:00
ミーティング
チーム内で業務の進捗状況や
プロジェクトの情報を共有。
12:00
ランチ
自作のお弁当か、ビル前のキッチンカーでランチ。
13:00
デスクワーク
給与関連のデータを整理。
16:30
退社
自転車を走らせて、お迎えと買い物。
18:00
家事育児
ご飯をつくったり、お風呂の準備をしたり。
子供の寝かしつけ。
21:00
勉強
子供が寝たら、自己研鑽のための勉強タイム。
23:00
就寝
子供の動画を見ながら寝落ち。
WHAT’S YOUR APPLE ?
リアルな体験から生まれる
「発想」を大切にしています
「子どもの発熱で保育園から急に呼び出された」「この送り迎えじゃ、出社時間に間に合わない」─そんな日々のリアルな困りごとから、「こういう制度があればいいのに」と発想が生まれ、実際のルール改定にまでつながったことがありました。
また、営業時代に関わった実験台の開発プロジェクトでは、「この構造に意味はあるのか?」という問いにすべて答えられるよう、細部まで意図を突き詰めた経験があります。どんなものにも、どんな人にも、意味がある。そんな価値観が、今の仕事にも生きています。
WHAT’S YOUR APPLE ? WHAT’S YOUR APPLE ?