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● TOP 社員インタビュー09

ピースを組み合わせて
複雑なパズルを完成させる
そんな達成感があります

S.K

Interview 09

技術

S.K

技術
2020年入社/理学部卒

千葉県出身。小さい頃から生き物が好きで、大学では生物学科を専攻。大学院ではDNAやタンパク質を用いた生化学実験に取り組む。そんな研究者側の視点が活かせそうだとダルトンに入社。学生時代から水槽のろ過システムを自作するなど、ものづくりが好きな一面も。

現在の仕事内容

ゼロから開発に関わるから
知識やスキルも幅広く学べます

CS機器のCSとは「クリーン・システム」の略称。微小な埃や浮遊菌をシャットアウトしクリーンな空間を作り出す機器の開発を担当して、主に医薬品メーカーや電池、半導体などのメーカーさんとお取引をしています。
仕事の流れとしては、まず営業が顧客の「こんなものが作りたい」というニーズをヒアリングした後に、技術開発の担当を決めて、顧客と打ち合わせを重ねながら仕様や詳細設計を決めていきます。仕様が決まれば、工場に製作を発注するための外観図などを描き、製作指示を行います。その後、検査・納品まで一通りの流れに関わります。
顧客のニーズに合わせた特殊なオーダーメイド品が多く、さらに工場での製作以外のプロセスは、ゼロから全て関わっていくので、やりがいや達成感も大きいですね。
化学物質などが漏れ出るのを防ぐ「封じ込め」の技術や、菌の入り込まない空間を保つ「無菌技術」で製品だけでなく、働く人の安全も守る。そんなCS機器ならではの醍醐味も実感しています。

<p>ゼロから開発に関わるから<br class=知識やスキルも幅広く学べます

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印象的なエピソード

壁を越えていくチームの力が
「成長」を後押ししてくれます

入社2年目に担当したプロジェクトで、顧客先の造粒機(微小な粉を粒状に加工する装置)を使用したときに舞う粉塵から作業者を守るために、「封じ込め装置」を造粒機にドッキングさせたいというご依頼がありました。
極小な粉塵ひとつ出してはいけないので、既存の機器に装置をドッキングさせる場合も、不要な隙間をつくらないようにする必要があります。さらに、このプロジェクトは高さの違う2台の造粒機を1つの「封じ込め装置」にドッキングさせたいという、一見すると実現するのが難しいご要望でした。
私だけでなく、上司、先輩、工場担当者、営業と、みんなで何度も打ち合わせを重ね、伸縮するアームを取り付けたり、金属の擦れでも金属の粒が舞ってしまうので、特殊なプラスチックをガイドに用いるなど、さまざまなアイデアを形にして、無事に納品することができました。課題解決に向けてチームで協力していくことの大切さと、技術的な困難を乗り越える力を体感できたプロジェクトでしたね。

<p>壁を越えていくチームの力が<br class=「成長」を後押ししてくれます

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ダルトンの魅力

未経験からでも安心して
チャレンジできる風土があります

私自身、ダルトンに入社するまでは、ここまで設計や開発に関わるとは想像もしていませんでした。機械工学系の知識が全くなかったのですが、同じようなバックボーンの先輩から手取り足取り、こちらの気持ちも汲み取ってもらいながら教えていただけたので非常に助かりました。
そういった上司や先輩のサポートのもとで、若手のうちから大きな裁量でプロジェクトを任せてもらえるので、安心して挑戦することができましたし、自分の力を試したい、主体的に仕事を進めたい方には、ダルトンは最適な環境だと思います。
ワークライフバランスの面でも自分の裁量でスケジュールを組めるので、まとまった休暇を取って趣味の離島釣りに行ったり、沖縄へシュノーケリングに行ったりもしています。
今後は、ダルトンの業界での知名度だけでなく、もっと一般の人にも知っていただけるように、多様な事業の価値を高めて、当社の持つ技術力や社会貢献性をより広くアピールできるように尽力していきたいです。

One day schedule

1日のスケジュール

8:55

始業

メールチェックと、当日のスケジュールを確認。

9:30

ミーティング

週に1回、課のミーティングに参加。

12:00

ランチ

会社で注文できるお弁当を食べてから仮眠。

13:00

設計業務

CADソフトを用いて作図したり、仕様書を作成。

16:00

工場と打ち合わせ

製作に関する不明点などを電話でやり取り。

17:30

退社

翌日の業務の目処をつけてから退社。

20:00

自由時間

サンゴを飼育している水槽のお世話をしたり。

22:00

動画鑑賞

釣り動画を視聴して、新しいルアーを検討。

23:00

就寝

翌日の予定も確認しながら、おやすみなさい。

設計の経験を重ねるほど課題解決の糸口が見えてきます
T・Mさん

WHAT’S YOUR APPLE ?

私の「ひらめき」エピソード

設計の経験を重ねるほど
課題解決の糸口が見えてきます

大きなモノを吊り上げる装置を開発したときの話です。リールで手回しをする構造だったのですが、吊り上げたものが一番上に来たことを作業者に知らせる仕組みにしたいというオーダーがありました。
リールに電気回路を組み込んでブザーを鳴らす方法も検討しましたが、大がかりになってコストも高くなる。もっとシンプルにできないかと悩んでいたときに、キャビネットのサッシ開閉を検知するブザーの仕組みを思い出しました。その構造を応用することで、最上部まで巻き上げられると、リミットスイッチが検知してブザーが鳴るように設計。思った通りに仕組みが機能し、大きな達成感を感じました。

WHAT’S YOUR APPLE ? WHAT’S YOUR APPLE ?