K・K
- CS機器事業部 技術開発部 技術開発課
- 2019年 入社
- 奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス学部 バイオサイエンス学科(博士課程卒)
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就活で見ていた業界を教えて下さい
研究や生産の現場に関わる業界を希望していました。toC向けの業界やメーカーも見ていましたが、就活の途中から企業や大学に対して業務を行うtoB向け業界に目を向ける様になりました。
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現在取り組んでいる仕事で学んだこと、やりがい、面白さ、大変なところをそれぞれ教えて下さい。
▼学んだこと
入社当初は技術力を曖昧に捉えていましたが、実際に仕事を行う事で、どんな仕様だと使いやすいかお客様にヒアリングして製品を提案する力、また、1つのプロジェクトに対してどうやって連携・調整していくかなど社内・サプライヤーや工場との交渉力や調整力などの必要性を実感し、これらを総合した力が技術力だと学びました。▼やりがいや面白さ、大変なこと
主に特注製品に対応する部署にいる為、お客様にヒアリングした仕様に合う製品の組み合わせや製品の設計を変更するなど、幅広く考えられるのが面白みだと思います。ただ、提案できる幅が広く深いからこそ求められる知識や思考力、また、それをお客様に伝える力なども必要なのが難しいところでもあります。これまで身につけた自分の知識や経験を活かして考えた提案にお客様に深く納得して採用して頂けるのがやりがいです。 -
入社後、どのような研修が行われましたか?どのように専門知識を修得していかれたのかを教えてください。
入社後は新入社員研修で会社員としての基礎・事業部・製品・技術の基礎情報などを学びました。研修後、初期配属先のクリーン・システム機器推進部に配属されてからは、実務を通して先輩社員に1つずつ専門知識を教わっていきました。一部は知っていたものの基本はほぼ何も知らない状態で入社しましたが、知識がない前提で先輩社員も丁寧に教えてくれますし、できる仕事を取っ掛かりとして覚えていくことができました。分からない言葉はその場で聞く、聞けない状況の場合は、メモしておいて後ほど調べたり、他の先輩社員に聞く、または、インターネットや専門書で調べるなど、自分でも調べて学ぶことでどんどん知識を増やすことができました。
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入社してから現在までに、自分が成長したと思うことを教えてください。
プロジェクトの立ち上げから関わり、様々な失敗などがあっても仕事を貫徹する力がつきました。業務で困っていた時、周りの人から助けて頂いて最後まで仕事を果たすことが出来た経験があり、これまで以上に、職場での連携や助力を行いたいと思うようになりました。
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入社して最初にした失敗/一番の失敗と、どのように乗り越えたか教えてください。
現場対応の際に、急に考えていた方法が使えなくなり、自分に任せられた業務を達成する為には時間が足らず、先輩社員や上司にご迷惑をかけてしまうことがありました。最終的に上司に解決するアイデアや現場との調整を行っていただき、無事に業務を終えることができました。まだまだ足りない部分もありますが、冷静さを保ちながら仕事をしていきたいと思います。
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1日のスケジュールを簡単に教えてください。
08:35 出社 バス通勤。大雨や道路状況によっては少し遅くなることも。 08:55 朝会 チーム全体で朝礼と一日の仕事計画などを報告します。所属する部内・課内の業務状況を知る事ができます。 09:30 打合せ等 午前中はお客様や社内でWeb打合せをします。または現場対応や開発業務等を行います。
12:00 昼休み 仕出し弁当を毎日予約して食べています。 13:00 見積り等 細かい部品が多い案件もあり、それぞれ納期や価格をチェックし、手配依頼を行います。 16:00 設計等 仕様設計や提案書の作成をします。複数案件を掛け持つ為、全ての案件の進捗と締め切りを把握しながら進めていく事が基本且つ重要になります。 19:00 退社 遅くなければ19時前後に退社できることが多いです。帰宅後はご飯とお風呂で一日の疲れを癒します。 -
ダルトンにはどんな方が多いですか?
チームで動ける人が多いです。明るく元気、真面目、おとなしめ…など様々な性格の人がいますが、お客様のためだけではなく、みんなで1つの目的のためにチームで行動できるというところが共通している印象を持っています。
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「ダルトンに向いている人」「向いていない人」はどんな人か、ご自身のお考えを教えてください。
▼向いている人
配属される事業部や受け持つ業務にもよりますが、様々な業界の研究、または、生産部分に関わる仕事なので、必要になる知識も多いです。それらに苦手意識を持たずに対応できる強い好奇心、幅広く興味や関心を持てる力を持つ人は向いていると思います。あとは学生時代から部活・サークル・学生実験・研究など、チームで協力して1つの目的を達成する為に努力をした経験がある人は、違和感なく仕事を進められると思います。▼向いていない人
チームでコミュニケーションを取りながら仕事を進めていく事業の為、1人で職人の様に業務を行いたい人には向いていないかもしれません。また、大きい括りでは関連しているものの、事業内容が幅広く異動もあるので、この分野だけをやりたいというこだわりが強い人や、どんな仕事でも楽しさを見いだせる人でない場合も難しいと思います。 -
入社してわかったダルトンの魅力を教えてください。
ブランド力がある会社です。各事業部が属する業界のポジションを見た時、知名度はそれぞれ高く、広く認知されています。この認知の高さと広さがブランド力であり、長年にわたってお客様に使われ続けている理由の一つであると思います。研究をしている際もダルトンの製品を使用してきましたが、入社してお客様に接することで、より業界内でのダルトンの認知力を実感できました。
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勤務地や配属先部署は希望通りでしたか?配属されてみての感想を教えて下さい。
私が大学院まで研究を続けてきた事から、技術と営業の間を繋ぐ仕事、または、技術開発の仕事を漠然と希望していました。特に強い希望はなかったですが、生物系の研究と関連があるクリーン製品を扱う業務や、技術開発関連の業務を行ってみたいと考えていた為、希望通りだと思います。また、大学での研究と企業での技術開発では対お客様という部分が大きく異なるという印象で、それは実際に仕事をしてみて知るやりがいや面白みがありました。
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どんなものでも構いませんので、会社の魅力が伝わるエピソードをできるだけたくさん教えてください。
▼D-News(社内報)が配信されています。
D-Newsにより社内ニュースやイベントの配信などに加え、グループ企業の情報も知ることができます。▼DALTON AWARD(社内表彰制度)があります。
DALTON AWARDによりグループ企業を含めたDALTON SPIRITS(自律・挑戦・創意・試行・進化)発揮事例の紹介と表彰式が毎年開催されており、若手社員もたくさん受賞しています。▼DG(ダルトングループ)ストロークカードにより「ありがとう」が見える化されていること
DGストロークカードにより従業員参画型の日々の活動・気づきに対する称賛をグループ会社で共有するイベントが行われており、たくさんの「ありがとう」がグループ企業間で共有されています。 -
理系で学んできた内容が仕事に活きたエピソードがあれば教えて下さい
大学院まで研究を9年間行ってきたことから、取り扱っているクリーン関連装置の知識のベースを持っていた点、研究者の困りごとや装置の使い勝手などについてお客様と同じ目線でものを考えられることができた点が、技術開発の仕事に活きていると感じています。クリーン関連装置の設計などについては知らない状態からのスタートでしたが、少なくとも0から学ぶよりは新たな知識を理解しやすかったと思います。
また、ユーザーである大学教授や企業研究者が新規実験系を立ち上げる所から会議や打ち合わせに参加する場合、実験内容をヒアリングして必要な装置をご提案します。その際、ユーザーに係る様々な論文を読むなどし、実際の論文投稿(リバイス(修正)なども含む)まで考慮をして実験系や検証等まで考えた研究工程の構築も行う事があります。これらは特に私の博士までの研究経験が活きた業務だと思いました。